- SwitchBotの指紋認証キーパッドが白くなる原因はシリコンの劣化で「初期不良」
- 購入から1年以内であれば交換対象とのこと
- 耐候性のシリコンスプレー塗布で白くなる症状を改善できる
- ただし、設置場所によっては定期的な塗布が必要
- 面倒くさがりにはシリコンカバーの購入がおすすめ
結論から言うと、シリコンスプレーを掛ければ白くなった指紋認証パッドを元通りにできるよ!ただし、雨水などが掛かる場所にあるとシリコンが落ちやすいので、僕は専用の「シリコンカバー」で代替することにしたんだ~
SwitchBotの指紋認証キーパッドが白くなり始めた原因
設置から約半年ほど経過したとき、SwitchBotロックとペアで使っている指紋認証パッドの表面が徐々に白化し始めて、現在は表面が完全に白くなってしまいました。
正直、見た目が悪いのでどうしても気になってしまいます。SNSなどで調べると、同様の症状で頭を悩ませている方も少なくないようです。
結論から述べると、SwitchBot指紋認証パッドが白くなる原因はシリコンの劣化でした。
厳密には、紫外線によって樹脂に「クラック(無数のひび割れ)」が入り、光が反射することで白く見えるとのこと。
ただし、SwitchBotからすると想定外で、白くなった指紋認証パッドは初期不良品として交換対象だそうです。
初期不良が問題のため、保証期間中なら無償で交換対象
この度は【指紋認証パッド】に関するお問い合わせ頂き誠にありがとうございます。
また、弊社製品によりご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
弊社の開発部門に確認しました、この不具合では初期不良でございます。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
詳しく話を聞くと、一部塗装の劣化が表面が白くなる原因を招いているようです。
また、初期不良が原因のため、申請することで保証期間内なら無償で交換対応してくれるとのこと。
今回は交換申請・取り外し・取り付け等が面倒くさかったので、異なる手法で解決しました。
SwitchBot 指紋認証パッドが白くなったときの対策
- 返品・交換申請(保証期間中なら)
- シリコンスプレーの塗布
- 専用のカバーを使う
雨風に晒さられる場所ではシリコンスプレーを塗布しても結局落ちてしまうんだよね…。何度もやり直すのが面倒だから、僕は結局カバーを購入したよ!
返品・交換申請(保証期間中なら)
SwitchBot指紋認証パッドを購入してから1年間未満であれば、無償交換の対象です。
公式直営店の「SwitchBot公式」「Amazon(SwitchBot直営)」「楽天市場(SwitchBot直営)」であれば、公式に問い合わせるだけで簡単に交換申請を行えます。
公式への問い合わせは、SwitchBotアプリから行えます。
公式で購入した場合の問い合わせ方法
アプリ経由の問い合わせ方法
以上で問い合わせをスタートできます。
数日すると、「返送先住所を教えてほしい」との連絡が来るため、折り返し連絡することで交換申請を完了できます。
公式以外の販売店で購入した場合
公式やAmazon、楽天直営店以外で購入した場合は、購入した店舗に直接お問い合わせをして交換申請をする必要があります。
なお、正規の販売代理店であれば、交換申請をつつがなく受理してもらえるよう、SwitchBot公式からのサポートを得ることが可能です。
ご購入先より対応できない場合、宜しければ購入店舗名ならびに担当者名をお知らせ頂ければ、
弊社からも販売代理店様を通して予め交換対応が必要なお客様であるとお伝えさせていただく事は可能です。
僕は保証期間内だったんだけど、「別店舗に再度問い合わせる必要があること」「ドアから取り外そうとしたらとてつもなく固い」があわさって即挫折したんだよね。もう面倒くさくなっちゃって、後述する手段を試したよ
シリコンスプレーの塗布
SwitchBot指紋認証パッドが白くなる現象は、シリコンスプレーを塗布するだけで改善できます。(ただし問題あり)
車などの樹脂パーツでも経年劣化で白化することは多く、シリコンの塗布によって黒く戻したり、艶出しをしたりするケースが多く見られます。
今回は指紋認証パッドごと吹き付けましたが、特に指紋認証がしづらくなったと感じることもありません。
一瞬で綺麗になってキモチエエ…!!とか思ってたら…
シリコンスプレーを塗布して2週間は非常に綺麗だったものの、1ヶ月ほど経つと急速に劣化しはじめ、前と同じくらい白くなり始めてしまいました。
ただし、原因として考えられるのは今回使用したシリコンスプレーが耐候性ではない製品を使用したからでしょう。
そりゃそうだろ…ましてや梅雨の時期で雨量も多いしな
言い換えれば、耐候性のシリコンスプレーを塗布することで長持ちしやすくなるため、1ヶ月で元通り…といったリスクを抑えられます。
ネット上の口コミを見てみると、自動車などに使うような耐候性コーティング剤が効果的だそうです。今回、僕が使用したのは「KURE(呉工業) スーパーシリコンスプレー」ですが、耐久・耐水と書かれていても1ヶ月も保ちませんでした。
ただ、耐候性のシリコンスプレーって、そこそこの値段するんだよね~!!定期的に塗布するのも面倒だし、回数を重ねたら指紋認証部分が効かなくなりそうでちょっと不安……。
軽く調べてみたらシリコンスプレーを買うよりもコスパが良さそうな専用カバーが売られていたのでそっちを使ってみたよ!
専用のカバーを使う
取り外すのがめんどくて交換申請も止め、定期的に塗布するのがだるい&微妙に高くてシリコンスプレーも辞めた僕的に最適解だったのがSwitchBot指紋認証パッドの専用カバーを使うことです。
先述した通り、ノーマルのシリコンスプレーは雨風に触れるとすぐに塗料が落ちてしまうので耐候性のスプレーを購入する必要があります。
ただ、耐候性スプレーは容量によりますが2,000円を超える製品も多く、かつ永続的ではないため定期的に塗り直す手間がかかります。
一方で、今回採用したシリコンカバーは2,000円以下で購入可能。さらに、指紋認証パッドが白いまま上から被せるだけで済むので秒で終わります。
返送手続きとかそういうのも面倒くさいし、届いたモノを被せるだけで済んだのが一番手軽で助かった…。僕と同じようなものぐさ人間には本当におすすめ!取り付けたまま被せることができるよ!
製品が若干透き通っているので、「白いままだと見えちゃうかも…?」と思いましたが、まったくそんなことはありませんでした。
ただし、番号などのバックライトは若干見えづらい印象です。夜間はある程度見えますが、特に昼間は光っているかどうかすら分からないレベルなので、暗闇でキーパッド入力をしている方はご注意ください。
とはいえ、玄関灯があればキーパッドのバックライトは不要なので、僕的にはデメリットに感じませんでした。
まあ普段遣いは指紋認証でピッとやるのが一番楽なので、キーパッド入力なんてあまり使わないよね。どうでもいいかも。というかむしろバッテリー持ちのためにも、バックライトはオフにしておきたい…
SwitchBotスマートロックの指紋認証パッドが白くなる関連Q&A
- SwitchBotスマートロックの指紋認証パッドが白くなる原因はなに?
-
紫外線による劣化で、無数の細かいひび割れが起きることにより、光が反射して白く見えるそうです。
- SwitchBotの指紋認証パッドが白くなったときは?
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「返品・交換申請」「シリコンスプレーの塗布」「専用カバーの導入」のいずれかで対応できます。単なる汚れではないため、シリコンなどで皮膜を作って艶出しをするか、カバーで覆う必要があります。
- SwitchBot指紋認証パッドの保証期間は?
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原則1年。白くなるのは初期不良品のため、保証期間内なら無償交換が可能です。
- シリコンスプレーはどんなものでもいいの?
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基本的にはOK!ただし、雨風や紫外線で再度劣化するので定期的な塗布が必要です。できれば耐候性シリコンスプレーをおすすめします。
- 白くなったときの対策としておすすめの選択肢は?
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保証期間内なら「交換・返品申請」、期間外なら「カバーの購入」が個人的におすすめです。
シリコンスプレーを塗布し続けていたら指紋認証部分がそのうち効かなくなりそうでちょっと怖い。怖くない?(バカ)
SwitchBot指紋認証パッドが白くなるのは「初期不良」なので交換対象
- 交換申請を出す:保証期間内であれば無料
- シリコンスプレーを使う:特に耐候性の製品がおすすめだが、定期的な塗布が必要
- 専用のシリコンカバーを使う:上から被せるだけ。スプレーを買うより安いし楽でおすすめ
SwitchBot指紋認証パッドが白くなり始めた、といった口コミが多々見受けられます。実際に筆者の環境でも白くなり始めたので困っていたのですが、購入から1年間の保証期間内であれば、白化したモデルは初期不良として無償で交換してくれるようです。
その際は、SwitchBotアプリからフィードバックを経由してお問い合わせするのをおすすめします。日数は若干掛かりますが、テキストベース(メール)で対応を進められるのでもっとも楽です。
ほかにも、「シリコンスプレーを塗布する(耐候性がおすすめ)」「専用のシリコンカバーを買う」なども選択肢に上がります。
ただ、シリコンスプレーの塗布は定期的にやり直す必要があるのも相まって、個人的にはシリコンカバーがおすすめです。
導入から1ヶ月ほど経過していますが、特に問題なく活用できています。
ただし、1年2年と時間が経つにつれて劣化する可能性は否定できませんので、どうか自己判断にてご購入いただけますと幸いです。
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