Steamの返金方法や条件まとめ｜「面白くない」でも返品できるがやりすぎはNG

この記事では、Steamで返金する方法や条件についてご紹介します。実際に払い戻す際の注意点についてもご紹介しますので、あわせてご参照ください。

Steamの返金機能とは

Steamの返金機能はその名の通り、Steamで購入したゲームをそのまま返金・返品できるシステムです。

ゲーム会社へ個別に問い合わせる必要はなく、購入したコンテンツの返金処理をSteam側が一括で対応してくれます。

「Steamで間違えて買った」「想像よりも面白くない」という理由でも返金することが可能です。

「Steamセールの価格で買い直すために返品する」という返金理由も公式で認められています。ただし、購入・返金を繰り返す返金機能の悪用は、やりすぎるとペナルティを受ける可能性があります。

Steamゲームの返金手順

返品リクエストを送るには、「Steamクライアント」と「Steam公式サイト」のどちらからでもゲームの返品が可能です。

Steamクライアント上で返品するやり方

Steamクライアントなら、次の手順で返金できます。「1.ライブラリから返品したいゲームを選ぶ」→「2.サポートを開く」→「3.近い理由から選択、今のほうが安く買える／思っていたのと違う／間違えて購入など」→「4.返品をリクエストしたい」

Steamの公式サイトで返品するやり方

Steamの公式サイトでは、「ログイン」→「購入」→「履歴から返品したいゲームを選択」→「返品を希望します」→「返品をリクエスト」で返品できます。

注記部分は空白でも返金リクエストを申請できます。以上でSteamのゲーム返金手続きは完了です。

返品申請後はメール通知をチェック

後ほどSteamサポートから登録しているメールアドレスに対して、「ゲーム返金の審査を開始したこと」「返金が成功/失敗したこと」のメールが届きます。

返金に成功した場合はサポート画面上で「返金済」と表示されます。

基本的には、Steam上でゲーム返金リクエストを出した時点で他に何かをする必要はありません。

返品リクエストの返信メールはおよそ40分で届く

返金リクエストを取り消す手順

Steamでゲームの返金リクエストを出した後、審査が通るまでに返金リクエストの取り消しを行うこともできます。

上記の手順で、Steamで申請した返金リクエストを取り消すことができます。ただし、返金リクエストがすでに受諾されていた場合は取り消すことができません。

Steamゲームを返金できる条件

Steamのゲームを返品するには、2つの条件を満たしている必要があります。

なお、早期アクセスのゲームであれば、プレイ時間が2時間未満に限り購入日を問わず返金できます。

条件に合わないSteamゲームは原則として返品できません。

Steamで返品しても再購入できる

「Steamで返品したゲームは二度と購入できない」という訳ではありません。

一度返品したゲームでも買い直すことが可能です。

ギフトの返品は「送り主」に返金されるが「受け取り手」の協力が必須

Steamで送ったギフトも返金可能です。送ったギフトの返金は、受取人がまだ受け取りをしていなければ従来の返金手続きで返金することができます。

ただし、ギフトがすでに受け取られていた場合は返金条件を満たすほか、ギフト返金手続きを「送った側」と「送られた側」の2名で行う必要があります。

ギフトされたゲームを返金した場合、お金は「ギフトした人」に返金される仕組みです。

Steamで返金手続きをするときの注意点

Steamの返金手順は非常に簡単で、実際に返金リクエストを出してみると、スムーズに返金処理を終えられました。

しかし、Steamでゲームの返金処理が終わればすぐにお金を使える訳ではありません。実際にお金を使えるようになるまで、数時間～数ヶ月ほど時間が掛かります。

また、機能を悪用していると判断された場合、返品を拒否されるだけでなく返金機能が活用できなくなります。

返金のやり過ぎは“タダ乗りゲーマー”としてNG扱いも

Steamの返金機能は、「純粋にゲームを楽しめなかった人」を対象に行われています。

返金をやりすぎると悪用ユーザーだとSteamに判断され、ゲームを返金する機能が制限される点はご注意ください。

返金は、Steamでのご購入からリスクを取り除く為に設計されており、ゲームを無料で試すためのシステムではありません。返金システムを濫用していると弊社が判断した場合、 返金リクエストにお応えできない場合があります。

https://store.steampowered.com/steam_refunds/

公式曰く、「Steamセールで安くなったので返金して買い直す行為は悪用とみなさない」と回答されているのでご安心ください。あくまで常識の範囲内で返金リクエストを活用しましょう。

Steamの返金に掛かる時間は最大7日ほど

Steamサポートからの返信を含め、僕の場合はSteamの返金が行われるまで40分ほど返品申請の処理に時間がかかっていました。

そのうえで、返金されたクレジットを再利用できるまで最大7日間の保留期間が設けられています。

ゲームを返金してSteamウォレット内に残高が増えても、即座に新しいゲームを購入できる訳ではありませんのでご注意ください。

クレジットカードへの返金はさらに時間がかかるかも

Steamからクレカに返金する場合、実際に返金を受け取れるまで時間がかかるケースがあります。

締め日と支払日がずれこむと、実際にゲーム代金が返金されるまでおおよそ1月前後の時間が経つ可能性がある点はご注意ください。

実際の返金に掛かるまでの時間はカード会社や加盟店によって異なります。最終的に返金の処理は行われるため、ウォレット・クレカどちらかの好みで返金処理を行いましょう。

「SteamのDLCだけ返金」はものによって不可能

SteamのDLCを返金する条件は、従来の返金条件（購入から2週間以内、プレイ2時間未満）と変わりません。

DLCを購入してから14日以内。さらに、DLCを購入してから本体のプレイ時間が2時間未満であれば、問題なく返金できます。

ただし、消費する系のDLCは購入した時点で返金することができません。

購入時に忠告が出るDLCはSteamで返金できません。

バンドルの返品は一括まとめて判定

Steamで買ったバンドルを返品する時は、1つのゲームだけを返金することはできません。

購入したゲームを含むバンドル全体が返品されます。

その際は、「バンドル全体でプレイ時間が2時間未満」に限り返品対応すると公式に記載されていますのでご注意ください。

外部のコード利用は返金未対応

Steamでゲームを購入するにあたり、鍵屋などを使っているとSteamのゲーム返金リクエストを利用できません。

あくまでSteamの返金はSteam内で購入した人に限るということです。

「Fanatical」なら格安にSteamゲームを再購入できる

Steamの返金機能を活用することはできませんが、外部サイトの鍵屋などを経由して格安で購入すればコスパよくゲームを楽しめます。

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Steam返金のQ&Aまとめ

Steamの返金方法は？

「Steam公式」と「クライアント」の両方で手続きを進められます。

Steamで返品する条件は？

「購入から2週間以内」かつ「プレイ時間が2時間未満」の条件をそれぞれ満たす必要があります。
ただし、早期アクセスやアドバンスドアクセスの場合は、「プレイ時間が2時間未満」の条件を満たすことで返品できます。

返金に掛かる時間は？

申請から返金処理は1時間以内に行われます。キャッシュが使えるようになるのはそこから1週間以内です。
（なんだかんだ1日～2日で使えるようになる）

返品をやりすぎるとどうなるの？

ブラックリスト入りGG。返品機能が使えなくなります。

直前に買ったゲームのセールが来たけど返品したい、だめ？

公式が認めている返金理由のひとつだから安心して返金してOK！

買ったゲームがマジで面白くないんすけど

条件満たしてるなら返金しよう。でも、それで味をしめて体験版のように返金機能を悪用し始めたら、そのうち返品できなくなるぞ！開発者さんも悲しむから程々にね！！！

まとめ：Steamの返金から実際にお金が戻るまで30分から1週間ほど時間がかかる

Steamゲームの返金方法はとても簡単で、クライアントから返品リクエストを送るだけで完了します。

一方で、Steamゲームの返金には下記条件を満たしておく必要がある点には注意しましょう。

返金の条件を満たしていれば、Steamのコンテンツを返金することはとても簡単です。

実際に返金されるまでには少々時間がかかってしまうものの、購入したゲームが「思ったよりも違うな…」と感じた場合は、Steamへゲーム返金のリクエストを出してみることをおすすめします。